巨人のドラフト1位・浅野翔吾外野手(高松商)がプロ初本塁打&初打点となる1号2ランを放った。
3点を追う四回無死二塁で2打席目を迎えると、相手先発・森の内角低め136キロのカットボールに対してスイング。やや体勢を崩されながらも、高々と舞い上がった打球は左翼2階席に突き刺さった。
「変化球に出されることなく、しっかりと残して芯で捉えることができました。うれしい気持ちはありましたが、リードされているので、次の打席でも打てるように集中していきます」とコメントした浅野。高卒新人離れしたスイングに場内からはどよめきが起こった中、笑みを浮かべながら、ホームベースを踏むと、中田翔から頭をポンポンとたたかれた。その後、ベンチではナインと祝福のハイタッチを交わし、喜びを分かち合った。
浅野は今季3度目のスタメン出場。試合前時点で10打数3安打の打率3割と結果を残し、初見参となったマツダスタジアムで待望の一撃を左翼席に打ち込んだ。